レコーディングエンジニア 宮島哲博
001. TEPPAN KING
やぶちんさん
TEPPAN KING のイントロの冒頭部分はどんな感じで録られたのですか?
あのイントロ部分はABEDONが思い描いていたものでした。
原田さん私物の貴重なラジカセ(1970年代モノ)を使わせていただきました。(Fig.1)
大事なのはラジカセ内蔵のマイクを使うこと。これで良い印象のローファイな感じに。
ABEDONの胸の高さで50cmくらい前方にラジカセをセット。
使ったギターはセミアコのエレクトリックですね。
このままセミアコの生音だけでは若干ペラペラなサウンドになるのを嫌って、
電池で動く小さなAMPを少しだけ補強となるように鳴らしています。

こうしてダイレクトでラジカセに、あの口笛とギターのリフを録音します。
あとはABEDONが好きに「CUEING(頭出し)」して好みになるまでマルチトラックにレコーディングします。
この「CUEING」、ラジカセには再生(PLAY)してる時に【巻き戻し】【早送り】ボタンを押すと、
テープが再生ヘッドに接触したまま高速で順回転や逆回転するのであの「キュルキュル」した
サウンドになるのです。


Fig.1【70年代のアメリカを彷彿とさせる原田さん】
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